ネシタネベトイシェルウの死者の書、天と地の始まりの場面 ヌト(天空の神) とゲブ(大地の神)が描かれている。 |
ヌト(天空の神)とゲブ(大地の神) |
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死者の書にみる神話、冥界に来た死者がオシリスの前で審判を受ける場面。 死者を紹介するホルス、右にイシスとネフティスが見守る。オシリスの前にはホルスの4人の息子がいる。 |
ネシタネベトイシェルウの死者の書、オシリスの前でトトが死者の心臓の重さを量る場面 |
ホルス(Horus) 力強い猛禽類ハヤブサを神格化。 ラーの息子とされる。 |
ハトホル(Hathor) 母なる女神、若く美しい恋人、 時には慈愛に満ちた母 頭上には日輪 |
セト(Seth) 荒ぶる砂漠の神。 暴風と雷鳴を象徴とする。 |
アヌビス(Anubis) 死者の守護神、死者の眠りと来世を守る。ミイラづくりの神でもある。アヌビスは狼であるが、顔が黒いのは死者の闇を映している。 |
セトはオシリスとや戦い、殺してバラバラにして川に捨てた。アヌビスは、セトに殺されたオシリス神の遺体を包帯に包んで形をととのえエジプト最初のミイラにしたという神話。セベクは河に流されたオシリス神の体のパーツを拾い集めるのを手伝った。 |
ケプリ(Khepri) 太陽神・ラーの形態の一つ 男性の体にフンコロガシの頭をもつ姿 |
クヌム(Khnum) 羊の頭を持つ神、生命創造と洪水管理。 ろくろを回し粘土に魂を吹きこみ人間を作る。 |
ネフェルテム(Nefertum) 頭の上にロータスの花を咲かせた男性 |
セベク(Sobek) ワニの姿、頭上の冠の緑色は ナイル河畔の植物 |
ソプデト(Sopdet) "鋭いもの" ナイルの氾濫を告げる星の神、 豊穣の女神 |
アメン/アモン(Amun) 生命の息、祈りを聞くもの 新王国首都テーベの主神 二本の羽飾りを頭にのした男性 |
アンケト(Anuket) 増水をもたらす、飾り立てたもの 頭上に羽毛で飾った帽子。 クヌムの娘もしくはサティスの妹 |
マアト(Maat) 秩序の象徴である太陽ラーの娘、 頭にダチョウの羽根を差した女神 |
メルセゲル(Meretseger) 死者の守護者、王家の谷の守り手。 「沈黙を愛する女」、顔は蛇。 |
ミン(Min) 生殖・豊穣の神 勃起した巨大な男根を見せる神 |
モントゥ(Montu) 力強い腕持つもの、 テーベ九柱神の長 |
ムト(Mut) 天空の女主人、アメン神の妻。 テーベの守護女神、顔はハゲワシ |
ネイト(Neith) 矢を射るもの、戦と狩猟の女神。 頭には「赤冠」 |
ネフティス(Nepthys) オシリスのために泣く女神 祠堂を頭に乗せる |
プタハ(Ptah) 顔美しきもの、死者の姿で現される神 |
セクメト(Sekhmet) 「強力な女性」 雌ライオンの頭部を持つ女神 |
セルケト(Serket) 生命の貴婦人 頭上に足と針のないサソリ |
シュウ(Shu) 大気の神、創世の神 アトゥムによって最初に作られた神 |
トト(Thoth) 「知恵の神」「書記の守護者」 |
ホルスの4人の息子 左からイムセティ、ドゥアムトエフ、ハピ、ケベフセヌエフ |
タウエレト(Tawaret) 大いなる母。 大きな乳房と護符「サァ」を持つ 雌のカバの姿 |
アメミト(Ammit)ライオン、カバ、ワニが合体した面白い姿 |
ベンヌ(Bennu) 不死の霊鳥。 鮮やかに舞い上がり、光り輝く者。 |
ハピ(Hapi) ナイル河の神の神 頭の植物はナイルの象徴パピルス。 二人のハピがパピルスで呼吸を意味する文字を縛っている 上下エジプトの統一を意味する。 |
ヘフ(Huh) 「永遠」を神格化 |