北京世界遺産の旅 
 
 2009年6月5日~8日 長男顕が北京に赴任中,妹しげりと一緒に
 旅人/写真:岩田 穆

[第2日:天壇、故宮]
[第3日:万里の長城、定陵]
[第4日:頤和園]:


 第1日 成田空港から北京空港へ

 第2日 北京市内 

  天壇

天壇は、明清代の皇帝が「祭天」(天に対する祭祀)、「祈谷」(豊作の祈願)を行った場所で、正陽門外の東側に位置しています。 壇域の北は円形で、南は四角形となり、「天円地方」に則ります。 その周りに2枚の壇壁が設けられており、全壇が内壇と外壇の二つの部分に分けられています。 総面積は273ヘクタールで、主な建築は内壇に集中しています。 天壇は明清代の建築技術の集大成で、中国の古代建築の重宝です。世界最大の祭天建築群でもあります。 1998年にユネスコの「世界文化遺産」に登録されました。


天壇公園チケット


天壇公園マップ


天壇公園入口


天壇公園


祈年殿 皇帝が正月の上辛五穀豊穣を祈りを捧げた。祈年殿は直径32m、高さ38m、25本の柱に支えられる祭壇で現存する中国最大の祭壇。


祈年殿


天壇公園 祈年殿


天壇公園


かん丘壇 皇帝が天を祭るための儀式を執り行う場所である。毎年冬至に豊作を祈る儀式を行い、雨が少ない年は雨乞いを行った。


かん丘壇


かん丘壇


  故宮
北京故宮博物院は、旧称が紫禁城と呼ばれ、北京の中軸に位置する、中国の明、清の24人の皇帝の王室宮殿です。 中国古代漢民族宮廷建築の精華で、比類のない建築傑作です。現存規模が最大で、保存が最も完備している木造建築の一つです。 北京故宮は三大殿を中心に、敷地面積が72万平方メートル、建築面積が約15万平方メートルで、70以上の大小の宮殿、九千以上の部屋があります。


故宮チケット


故宮博物館案内


故宮 マップ


故宮 大和殿


故宮 大和殿


故宮 大和殿 雲龍階石


故宮 大和殿


故宮 大和殿 雲龍階石


故宮 雲龍階石


大和殿 雲龍階石


故宮 大和殿


大和殿 神獣の屋根飾り


大和殿 神獣の屋根飾り


大和殿 


大和殿 


大和殿 


乾清宮の宝座


乾清宮前 塗金青銅獅子像 


乾清宮前 塗金青銅獅子像


外東路


外東路


故宮 外東路


故宮 外東路




 第3日 万里の長城、定陵 

  万里の長城 八達嶺

中国世界遺産の代表、人類史上最大の建造物と言われている万里の長城。 西端の嘉峪関(かよくかん)から東端の「山海関」まで総延長は6,352km、実に北海道から沖縄まで日本列島を囲む距離だ。 長城は北方騎馬民族の侵入を防ぐために、紀元前7世紀の中国各国で築かれていた。 約2,200年前に中国を初めて統一した秦の始皇帝が各国の皇帝をつないで現在の長城の基礎を作った。 現在の形になったのは14世紀・明の時代。 約2,000年にわたり、数百万人の農民たちと30万の兵士、膨大な量の煉瓦と石とで造られた、気の遠くなるような壮大なプロジェクトだ。 北京中心地から2時間程度で行ける 「八達嶺(はったつれい)」。 馬5頭が横並びで通れていたという幅6mの長城を歩き悠久の歴史に想いを馳せよう。


万里の長城 八達嶺チケット


万里の長八達嶺地図


八達嶺リフト乗り場


万里の長城 八達嶺


万里の長城 最高点


万里の長城


万里の長城


しげり,ガイド,顕

  定稜
定稜は 十三陵の中でも定陵だけが唯一地下宮殿が発掘されている。 地下宮殿は深さ27m、地下9階、前殿、中殿、左配殿、右配殿、後殿(后殿)の5つの部屋で仕切られ、 竜の飾りの付いた皇帝の玉座、鳳凰の飾りが付いた皇后の玉座、そして万暦帝とその皇后の柩などが安置されていた。 床から壁面、天井に至るまで大理石が使われ、壁面は寸分の隙間もなく石が積み上げられ、天井部は見事なアーチを描いて作られていた。 定陵の地下宮殿は、明の十三陵の一つである定陵の地下に位置し、万暦帝とその皇后の棺が安置されていた場所です。 地下27メートルの深さに位置し、前殿、中殿、左配殿、右配殿、後殿(后殿)の5つの部屋から構成されています。 この地下宮殿は、柱のない工芸技術で知られ、中国古代建築の最高レベルとされています。 また、万暦帝の棺の他、3000点を超える副葬品が発見され、地上に設けられた陳列館に展示されています。


定稜チケット


定稜 明楼


神宗顕皇帝之碑


神宗顕皇帝之碑


定稜 地下宮殿


定稜


鳥の巣


鳥の巣


しゃぶしゃぶ料理屋

 第4日 頤和園  

  頤和園

頤和園(いわえん)は、北京市海淀区に位置する庭園公園。中国の歴代皇帝により整備され、面積は297haと広大である。 園地の大部分を占める人工湖「昆明湖」と高さ60mの人工山「万寿山」が特徴である。1998年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。 1750年、清朝第六代皇帝の乾隆帝が母の還暦を祝うために離宮として改造、 総面積は290haで、その3/4を人工の湖「昆明湖」が占める。「昆明湖」を中心に仁寿殿、玉瀾堂、楽寿堂等、大小の宮殿が立ち並び、, 掘った土で築かれた万寿山には 頤和園のシンボル仏香閣がそびえ立っていた。 昆明湖に沿って造られた長廊は長さが728mにも及び、梁には14000枚の花鳥風月、歴史、古典の絵画が描かれていた。 乾隆帝からおよそ100年後の1860年、頤和園は第二次アヘン戦争によってイギリスとフランスの連合軍によって破壊され、 それを再建したのが清朝末期の西太后です。西太后が住んだ「楽寿堂」や政務を執った「仁寿殿」など多数の宮殿が点在していた。 頤和園の改修費は莫大であったため海軍の軍費を流用し、その為日清戦争で力を削ぐ原因にもなったといわれる。


頤和園チケット


頤和園


頤和園 十七孔橋


頤和園 石舫


頤和園 石舫


頤和園 東宮門入口


頤和園 長廊


頤和園 徳和園大戯楼


頤和園 徳和園大戯楼


頤和園 楽寿堂


頤和園 仏香閣


頤和園  仏香閣


頤和園 仏香閣


頤和園 衆香界牌坊


衆香界牌坊 仏香閣から


衆香界牌坊 仏香閣から


頤和園 蘇州街


頤和園 蘇州街


頤和園  蘇州街


頤和園 蘇州街


頤和園 蘇州街 お茶屋


北京空港 列車駅


北京空港

   北京空港から日本に帰る


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