エジプトの旅  アクセスカウンター
2010年12月2日~9日,クラブツーリズムのツアー
旅人/写真:岩田 穆,TD: 桶谷,ガイド:アーテフ


エジプト旅行の日程 
1日: 往路 (成田>カイロ)  [エジプト入国、カイロ空港]
2日: [アスワンハイダム] [イシス神殿]
 [サハラ砂漠] [アブシンベル神殿] [神殿の夜]
3日: アスワン [朝の神殿] [切りかけのオベリスク]
 [ファルーカ] [クルーズ船]
4日: ナイル下り [コム・オンボ神殿] [ナイル川]
 [ホルス神殿] [ガラベイヤパーティ]
5日: ルクソール [メムノンの巨像] [王家の谷]
 [ハトシェプスト葬祭殿] [カルナック神殿] [ルクソール神殿]
6日: カイロ,ギザ [ムハマドモスク] [ピラミッド]
 [スフィンクス] [メナハウス]
7日: カイロ市内 [考古学博物館] [ハン・ハリーリ]
8日: 帰路 (カイロ>成田)

情報:[チケット一覧] [エジプトの神と神話]

第1日 日本>エジプト



エジプトエアー B777


カイロ空港


入国カード

成田からカイロはエジプト航空直行便で14時間, 機材は新しいBoeing777で, エコノミ席はやや広めで悪くない.
エンタテイメント設備は○, 映画のプログラムは△, 食事は普通, お酒のサービスはない。
夜遅くカイロ空港到着、トラブルに見舞われながら、ホテル:フェアモント•ヘリオポリス泊

  第2日 アスワンハイダム、イシス神殿、アブシンベル神殿


ホテル滞在6時間位で、寝る間もなく、早朝、空路でカイロからアスワンに移動。

アスワンハイダム

アスワンハイダムは、ナイル川の上流に建設された高さ111m、全長3,600mの巨大ロックフィルダム。1960年に工事開始、総費用10億米ドルをかけて、70年に完成。ダムによって、ナイル川中流に出現した巨大なナセル湖は全長500Km, 面積は琵琶湖の8倍もある。
農業近代化と耕地拡大のための灌漑用水の確保、また工業化のための電源確保を目的にした。
[歴史]1954年に建設が決定されたが、資金援助予定のアメリカがイスラエルへの武器援助したこと対抗して、ナセルがソ連から武器輸入したので、アメリカが援助を拒否した。その建設費用をスエズ運河国有化で得ようとして、英仏およびイスラエルとのスエズ戦争(第2次中東戦争)が勃発という経緯を経て、戦後の58年にソ連が援助を開始、1960年に工事を開始し、70年に完成した。


ダムと発電所 発電能力 - 2.1GW (175MWが12基)


ナセル湖とヌビアの山並み (ナセル湖は全長500Km, 面積は琵琶湖の8倍)


ナセル湖


ダムの近くに移設された神殿 アブ・シンベル神殿など多くの遺跡は、水没させる計画だったが、 世界遺産として後世に残す気運が高まり、
フィラエ島のイシス神殿や、カラブシャ神殿など10個ほどの遺跡が高台にに移設され残っている。


ダムの下流側のあるダム建設の記念塔


ダムから見たアスワンの街


ダムから下流側


ダムの断面構造


イシス神殿

ナイル川に浮かぶフィラエ島はオシリス神の妻であるイシス女神がホルス神を産んだとされるエジプトの聖地。イシス神殿はこの島にイシス女神のために築かれ、その美しさから「ナイルの真珠」と呼ばれてきました。現在のイシス神殿はアブ・シンベル神殿と同様にアスワンハイダム建設による水没から守るため隣のアギキア島に丸ごと移転された。この島は形までフィラエ島と同じように変えて、フィラエ島にした。


小型のボートでフィエラ島にわたる


ボート乗り場


ボートでフィラエ島へ


UさんとAさん


Uさんと穆


現在のイシス神殿はクレオパトラの父プトレマイオスXII世が築いたもの。
右側が神殿の入口で、右から第一塔門・誕生殿・第二塔門・本殿と配置されている。


ボートからイシス神殿 遠くにボート乗り場が見える。


第1塔門 レリーフが美しい


第1塔門左上部レリーフ


第1塔門右上部レリーフ


第1塔門中央入口


第1塔門前庭左列柱


第1塔門前庭右列柱


第1塔門前庭左列柱


第1塔門右下部レリーフ


第2塔門左側レリーフ


第1塔門から第2塔門

第2塔門右側レリーフ イシス神、ホルス神


第2塔門と誕生殿列柱


列柱室

第2塔門内


列柱のカルツーシュ


第2塔門内礼拝壇


第2塔門内レリーフ


レリーフ イシス神がホルス神を生んだ場面


レリーフ


レリーフ


レリーフ


トラヤヌス帝のキオスク


トラヤヌス帝のキオスク


神殿前で記念撮影




神殿前の花


トラヤヌス帝のキオスク

ガラス細工の店



ガラス細工

ガラス細工


ガラス細工

ガラス細工


香水と香油のテイスティング

ガラス細工の香水・香油入れ

  サハラ砂漠


サハラ砂漠 アスワン>アブシンベル バス移動11時~14時
アスワンからアブシンベルへの飛行機が欠航となり3時間の砂漠ドライブを体験した.数台のバスの隊列で前後をポリスに守られて砂漠の一本道を爆走


砂漠(自然の小ピラミッド)


砂漠の蜃気楼で湖が見える


蜃気楼で海に島があるように見える.


蜃気楼で海に島があるように見える.250mmの望遠で揺れるバスから撮影.


アブシンベル神殿

アブシンベル神殿は、カイロから南へ1,180Km、アスワンからさらに南へ280Kmのところにある。建造主は新王国時代第19王朝の王、ラムセス2世。BC1250年頃に造られた。砂岩でできた岩山を掘り進める形で作られた岩窟神殿である。大神殿と小神殿からなる。大神殿は太陽神ラーを、小神殿はハトホル女神を祭神としている(小神殿は最愛の王妃ネフェルタリのために建造されたものでもある。
アスワンハイダムの建設により、できる湖の底に眠る場所にあったが、世界遺産として人類に残そうとする機運が高まり、5年がかりで高台に移設された。
古代エジプト時代、自然の国境はアスワンまでで、南1,000Kmの広大な大地はヌビアと呼ばれていた。当時、ヌビブは金や銅の産地でエジプトはそれをねらって幾たびか遠征を企てている。ヌビアはマハのホルス(隼)という地方神が宿る聖地だった。ヌビアはラムセスⅡ世の最愛の妻ネフェルタリ王妃の生まれ故郷といわれる。


アブシンベル神殿前の広場 右は広大なナセル湖


大神殿の前で説明の順を待つ


ラムセス2世の4体の巨像 右が一番若い時


大神殿の四体の像はラムセス2世で、その前に並んでいるのは家族の像である。奥にはプタハ神、アメン・ラー神、ラー・ホルアクティ神、そしてラムセス2世の像がある。ラムセス2世像のうち向かって左から2体目は神殿完成の数年後に起きた地震によって崩れ、頭部の一部が2体目の前に転がっている。
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大神殿前で


ラムセスⅡの巨像 足元にいるのは王の家族


顔に移設の際に切られた跡が見える


ラムセスⅡの巨像


ラムセスⅡの巨像


ラムセスⅡの巨像足下


ラムセスⅡの巨像の前


大神殿入口 壁には神聖化された聖なる船の前で儀式を行う場面が描かれている。浮き彫りに王の業績、北の壁にはカディシュの戦い、南の壁にはシリア・リビア・ヌビアとの戦いが描かれている。


大神殿入口右レリーフ


小神殿 ハトホル神と王妃ネフェルタリに捧げられた神殿。 立像が6体あり、そのうちの4体は王、2体はネフェルタリである。脇には王子と王女を配置している。


小神殿


小神殿


小神殿


小神殿


小神殿


小神殿


大神殿と小神殿(奧から望む)

神殿内部のレリーフ
神殿内部は撮影禁止のため、ガイドブックや絵葉書から


前室から至聖堂


大列柱室から至聖堂


壁のレリーフ

壁のレリーフ


壁のレリーフ


柱のレリーフ女王


壁のレリーフ


壁のレリーフ


壁のレリーフ


壁のレリーフ


壁のレリーフ


壁のレリーフ


王の像

ナセル湖とホテルセティアブシンベル


ナセル湖はアスワンハイダムの建造により、ナイル川中流に出現した巨大な湖で、全長500Km, 面積は琵琶湖の8倍もある。多くに村や遺跡が湖底に沈んだ。

アブシンベル神殿入り口からのナセル湖


ナセル湖と鳥の群れ


ナセル湖のクルーズ船(遺跡を訪ねながら、アスワンとアブシンベルとを結ぶ)

セティ・アブシンベルホテル

セティアブシンベルの部屋の前で


ブーゲンビリアが咲く綺麗なほホテル


2階建てのコテージタイプ


ホテルの目の前はナセル湖で、素晴らし眺め

  夜のアブシンベル神殿


夕食後、夜のアブシンベル神殿で、光と音のショーを楽しむ。


大神殿上からナセル湖


神殿から夕闇のナセル湖


大神殿に音楽に合わせてレーザーの光が当たり、陰影が美しく、楽しめる。大神殿の前の席で鑑賞


ラムセスⅡの子供達もライトアップ
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沢山いるラムセスⅡの子供達


ライトアップされた小神殿も美しい


大神殿のある山の裏側 (鉄筋コンクリトーのはりぼての人工の山)


三日月(地球照で月の全形がはっきり見えている)


セティ・アブシンベル・ホテル


セティ・アブアブシンベル・ホテルから見た夜のナセル湖

朝から夜まで見どころの多い長い一日、お疲れ様でした。


第3日へ続く